オリンピックでその力を発揮して

母国語による翻訳や通訳

翻訳や通訳の仕事は、来る東京オリンピックに向けた需要が見込まれます。
例えばオリンピックの参加者、選手はもちろん、それを支えるスタッフに、観客。それらの遠来のお客様に渡す様々な書類にお知らせ、これには参加者それぞれの言語への翻訳が必要でしょう。また、競技時だけではなく、移動やそれ以外の時間を快適に過ごしてもらうためには、通訳ガイドなどが必要となってきます。

オリンピックには、普段の生活では中々出会うことのない遠い国の選手やスタッフが参加します。わたし達にとって彼らの国は遠い国ですが、彼ら選手やスタッフにとっても、日本は遠い国です。

どうしても無理な場合は、世界で幅広く使われている英語や、その国の公用語に翻訳や通訳するしかないでしょうが。せっかく日本にはるばる来てくれた方々なのです。できるだけ不自由のないように過ごし、素晴らしい熱戦を繰り広げてもらうためにも、それぞれの母国語で翻訳や通訳することが望ましいですよね。

知的好奇心とホスピタリティ

翻訳も通訳も、日本語とそれ以外の言語を使ってコミュニケーションをはかる仕事です。ですから人と接することが好き人に向いています。

さらに、言葉というのは常に変化します。私達がいつも使っている日本語も、TPOで使い分けるだけでなく、年代によって多彩に変化しますよね。つまりより素晴らしい、伝わりやすい通訳をするには常に自分の語学と知識をブラッシュアップする必要があります。ですから読書が好きだったりニュースを欠かさず見たりするなど、知的好奇心が旺盛なタイプの人が通訳や翻訳に向いていると言えます。

また、世界には様々な文化や宗教、考え方があります。日本の「常識」から考えれば不可解なものや不快に思えるものすらあるかもしれません。そういったものでも受け入れる柔軟性のある人も、通訳や翻訳の仕事には向いています。

「まさに私のことだ」と思ったそこのあなた。東京オリンピックで、その知的好奇心とホスピタリティを発揮してみませんか?